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なるにわ ぶろぐ

「なにものか」でなくともよい場所、なるにわのブログです。
なるにわの活動、づら研などについて
おもに、コーディネーターの山下耕平が書いてます。

© NPO法人フォロ

   
カテゴリー「雑記」の記事一覧

あけまして、おめでとうございます。

年々、月日の経つのが早くのなるのは仕方ないとして、年末年始にも、子どものころのような非日常感覚はなくなった。年末年始でも、お店はふつうにやっているし、いろんなことが、日常感覚のままで過ごせてしまう。テレビの特番なんかは、むしろ、やみくもに空騒ぎをしているようで、うっとうしい。いまや、海外にいたって、インターネットでいくらでも日本の情報は手に入るし、空間的にも、時間的にも、世界はくまなく均質化されようとしている。それで、やたらと「昭和」がなつかしがられたり、復古主義的な主張が出てきたりもしているが、そういうナツメロ的な風潮も、すでに消費し尽くされているように思う。
「終わりなき日常」なんて言われて10年以上経つが、この、のっぺりとした時空には、出口はどこにもないかのように見える。そこからひきこもりたくなるのは、若者だけではないだろう。しかし、実は日常のなかに、出口はあるのではないかと私は感じている。

コムニタス・フォロが志向しているのは、非日常の出口ではない。非日常をムリに求めるのでは、オウム真理教のような閉塞や暴発しか招かないだろう。
みんな、空騒ぎに疲れている。いま、求められているのは、非日常的な刺激や情報より、静かに落ち着ける時間や空間、自分の身体や生命への実感ではないだろうか――。

ともあれ、新年、あけまして、おめでとうございます。
コムニタス・フォロは、いま冬休みです。1月6日から再開します。ブログも、それまでお休みです。


オルターフェスティバル

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アドヴァイザーのひとり、西川栄郎さんが代表をしている安全な食べ物のネットワーク「オルター」のフェスティバルに行ってきた。会場には、野菜、お米、味噌、しょうゆ、エビ、りんご、豚まん、お茶、コーヒー、お菓子などなど、さまざまな食べ物の生産者のほか、化粧品や石けん、靴、浄水器など食べ者以外の生産者も含め、ありとあらゆる分野の生産者が、全国各地から来ていた。
ほんとうに、さまざまな分野で、自分の哲学を持って、食べ物や生活用品をつくっている人がいる。市販に流通している食品や生活用品の問題を指摘するだけなら簡単かもしれないが、それに対し、安全なものを地道に生産している方がいることは、ほんとうにありがたいなと思う。

それに、自分のつくっているものに自負をもって働いている人は、とてもステキだ。
市販商品の場合、自分のところでつくっているものは、怖くて食べられないという人が、たくさんいる。それは、生産者も消費者も不幸な関係にちがいない。でも、それがフツーなのだ。


いじめ自殺

いじめ自殺が相次いで、マスコミ報道も過熱、パニック状況を呈している。報道によって自殺が連鎖してしまうということもあるのだろうけれど、それに対して「死んではいけない」とか「いのちは大切」なんて、何べん叫んでも、当事者にはまったく響かないだろうと、私は思う。
今日、政府の教育再生会議は緊急提言をまとめ、いじめた生徒への毅然とした対応などを提示したが、これも、まったくトンチンカンだ。

いじめが起きるのは、学校が閉鎖空間で、しかも能力主義で競争させられているからだ。
緊急提言するなら、いじめた生徒への出席停止を言うより、いじめられた生徒に登校拒否の権利があることを積極的に言うべきだ。
この社会構造のなかで、学校でいじめがなくなることはないのだから。いまの学校状況のなかで、いじめが軽減しうるとすれば、子どもが、いつでも学校から抜け出せる状況をつくることしかない。

極論を言えば、学校というシステム自体が「いじめ」の構造になっている。さらに言えば、いまの社会構造自体が「いじめ」の構造になっている。それは、人を能力によって値踏みし、商品価値の高い者だけに存在価値を認めるシステムだからだ。

では、何が必要なのか、自分たちに何ができるのかと言えば、人を値踏みしない関係を、おたがいにつくっていくことだろう。それは、このコムニタス・フォロでやろうとしていることでもある。


このブログについて

ブログを始めて、ひと月。ブログの仕組みもよく知らずに始めたのだが、なんとなくブログというものがわかってきたような気がする。ひとつは、HPよりも個人的な書き込みに向いているということ。このブログも、共有して書き込めないかと思っていたりしたが、これまで、私(山下)のみが書いてきた。もうひとつは、更新がラクなので、こまめに書き込みしやすいこと。そのためか、訪問してくれる方も、HPより多いようだ。コムニタス・フォロのHPを立ち上げて3カ月だが、ブログは1カ月で、そのアクセス数に追いついてしまった。
ブログが人気があるのは、個人的な思いを、こまめに書き込めるからなんだなと思った。たぶん、そんなことは常識なんだろうけど……。
なので、このブログも、当面は、コムニタス・フォロ代表の山下耕平が書き込むことにする。また、続けながら、変更の必要が生じたら、考えたい。

あしがらさん

『あしがらさん』という映画がある。ひとりの路上生活者の姿を撮ったドキュメンタリーだ。
「あしがらさん」と呼ばれる、新宿で路上生活を送るおじさん。
ゴミをあさりながら残飯を食べ、足には虫がわいてしまっていて、
誰も信用しようとせず、路上に生きている。
街を行き交う人は、気に留めるようすもない。

監督の飯田基晴さんは、もともと路上生活者を支援するボランティアをしていたが、もっと、あしがらさんに近づきたいとの思いから、カメラを手にとったという。
映画のなかで、あしがらさんは、行きつ戻りつしながらも、人との関係を取り戻し、表情を取り戻していく。
そのきっかけになっているのは、この映画そのもの、つまりは監督とあしがらさんの関係だろう。
カメラという壁をはさむことで、それまで隔てていた見えない壁を越えていく。撮影行為そのものが作品になっている。
ふだんの日常関係にあって、カメラを向けて人と話すことなんてない。そんな失礼なことはないだろう。
だけど、カメラを間に立てることで、越えられる壁もある。
私たちは、自分のまわりに、見えない壁をたくさん立てている。そのために窒息しそうになっている。
この見えない壁を崩していくには、この映画のような、「何か」が必要なんだろうと思う。
コムニタス・フォロでも、そういう「何か」をしていきたい。

そうそう、先週のサロンで、この映画を流そうと思っていたんだった。
つい、しそこねたので、今度のサロンでは上映してみようかと思う。
(やました)

ロゴについて

logo.JPGこのブログや、コムニタス・フォロHPのロゴの写真は何なのかとよく聞かれる。
沖縄のシーサーかと思う人もいるようだが、これは、秋田県の狛犬だ。
なまはげの本拠地、男鹿半島の真山神社で撮影したもの。
大地康雄もしくはジャック・ニコルソン似のイケメン狛犬で、私は気に入っている。
なんだか、縄文スピリッツを感じるのだ。
それで、タイトルロゴに使わせていただいたという次第。

ブログ、始めました。

いまだにブログとは何なのか、よく知らないまま、ブログを始めてみる。
コムニタス・フォロは、まだ始めたばかり。文字通り手探り状態だが、そういう手探りそのものが大事だと思っているし、それをそのまま表すには、ブログというのは、いいかもしれないと思ったのだ。
性分として、毎日書き込むほどマメではないけど、ちょこちょこ更新していくので、のぞいてやってください。
(やました)


Profile

HN:
なるにわ
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
「なにものか」でなくともよい場所、なるにわ(NPO法人フォロが開いてます)。毎週土曜日の午後にサロンを開いているほか、づら研(生きづらさからの当事者研究会/月に1回)、終末ティータイム、冊子『もじにわ』刊行、なるにわラジオ配信などの活動をしています。ブログは、おもにコーディネーターの山下耕平が書いています。

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