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なるにわ ぶろぐ

「なにものか」でなくともよい場所、なるにわのブログです。
なるにわの活動、づら研などについて
おもに、コーディネーターの山下耕平が書いてます。

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居場所

今日はサロンの日だった。
まだ、どこかギコチなさがあるが(何より私自身に)、だんだん居場所としての空気が、醸成されてきているように感じている。

今日の後半部分では、芹沢俊介さんの『「新しい家族」のつくりかた』をネタにしながら、話し合った。
養護施設などで、入所当初は過食になったり、刺激の多い味にしか反応できなくなっている子どもが、自分が「ある」「いる」ことを受けとめられていることを感じると、自然に過食がおさまってくるという。「ある」ことが受けとめられるというのは、何もしないでいいこと、いるだけで、そこにいる人との関係が感じられることだという。

いまの社会では、小さいころから、何かが「できる」ことで評価され、そういう視線が家庭にまで入り込んでいる。そうなると、「ダメな子ほどかわいい」のではなくて、「できる子ほどかわいい」になってしまう。それを芹沢俊介は「教育の魔」と呼んでいるが、そういう視線にさらされ続けていると、自分自身のことも、存在しているだけでいいとは思えずに、他人からの評価の視線(しかも薄っぺらな!)でしか自己確認できなくなってしまったりする。

自分のことを、何もできなくても、ただいるだけでもいい存在だと思えるには、おたがいに、そう思える関係や場が必要だ。居場所というのは、そういうものだと思う。

そんなことを話し合っていたら、自然と何かがゆるんできたのか、とても居心地のよい空気が流れていた。
自分をゆるめることができて、おたがいにゆるめ合える場であること。そういう場に、なっていけたらいいなと思っている。
(やました)


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「なにものか」でなくともよい場所、なるにわ(NPO法人フォロが開いてます)。毎週土曜日の午後にサロンを開いているほか、づら研(生きづらさからの当事者研究会/月に1回)、終末ティータイム、冊子『もじにわ』刊行、なるにわラジオ配信などの活動をしています。ブログは、おもにコーディネーターの山下耕平が書いています。

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