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2009 06,09 23:07 |
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何を問うても、自分に問いが返ってくる。渡辺位さんとお話していると、いつもそうだった。そういう意味で、多くの方にとってそうであったように、私にとっても、まさに「鏡」としてきた存在だった。何というか、まるで「無」に対しているような感があった。 自分を問い、自分が縛られている価値観を問い直していくこと。そういう作業をすっ飛ばして、現象だけを見ることは、まちがっているということ。一言で言えば、そういうことを教わってきたように思う。 その渡辺位さんが、他界された。 個人的な思いを言えば、2月に上梓した拙著『迷子の時代を生き抜くために』は、ある意味では、渡辺さんから教わったことを、自分なりにかたちにしたようなものだった。渡辺さんには草稿段階で読んでいただき、昨夏には、かなり長時間にわたって、おしゃべりさせていただいた。渡辺さんは、とても評価してくださり、推薦文まで書いてくださった。それに見合う内容かどうかはわからないが、恥じぬようにありたいと思う。 渡辺さんは、こういう言葉を遺されたそうだ。 もう、直接に問うことはできなくなってしまった。しかし、これからも渡辺さんに問い続けながら、自分を問い、そこから人とつながっていきたい。 |
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