コムニタス・フォロ
若者たちの居場所的ネットワーク コムニタス・フォロのブログです(コーディネーターの山下が書いています)。


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拙いながら、本を上梓しました。

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Profile

HN:
山下耕平
HP:
コムニタス・フォロ
性別:
男性
自己紹介:
埼玉県生まれ。大学を中退後、フリースクール「東京シューレ」スタッフを経て、1998年、『不登校新聞』創刊時から、2006年6月までの8年間、編集長を務めた。また、2001年10月、フリースクール「フォロ」設立時より、同事務局長を務める。2006年10月より、NPO法人フォロで、若者の居場所的「コムニタス・フォロ」を立ち上げた。2009年2月、『迷子の時代を生き抜くために』を上梓。

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2009
06,09
23:07
渡辺位さん
CATEGORY[雑記]

何を問うても、自分に問いが返ってくる。渡辺位さんとお話していると、いつもそうだった。そういう意味で、多くの方にとってそうであったように、私にとっても、まさに「鏡」としてきた存在だった。何というか、まるで「無」に対しているような感があった。

自分を問い、自分が縛られている価値観を問い直していくこと。そういう作業をすっ飛ばして、現象だけを見ることは、まちがっているということ。一言で言えば、そういうことを教わってきたように思う。

その渡辺位さんが、他界された。

個人的な思いを言えば、2月に上梓した拙著『迷子の時代を生き抜くために』は、ある意味では、渡辺さんから教わったことを、自分なりにかたちにしたようなものだった。渡辺さんには草稿段階で読んでいただき、昨夏には、かなり長時間にわたって、おしゃべりさせていただいた。渡辺さんは、とても評価してくださり、推薦文まで書いてくださった。それに見合う内容かどうかはわからないが、恥じぬようにありたいと思う。

渡辺さんは、こういう言葉を遺されたそうだ。
「私は、どこにも行かない。みなさんのところに居る。いつでも話しかけてください」

もう、直接に問うことはできなくなってしまった。しかし、これからも渡辺さんに問い続けながら、自分を問い、そこから人とつながっていきたい。

だから、「冥福」なんて祈らない。ただただ、祈りたい。


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