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なるにわ ぶろぐ

「なにものか」でなくともよい場所、なるにわのブログです。
なるにわの活動、づら研などについて
おもに、コーディネーターの山下耕平が書いてます。

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「居場所」について-13

人間関係が「あれかこれか」の二値的なものになってしまっている。それが、いまの世の中のキツさの一因であるように感じる。人間関係が、選択的なもの=交換原理にかけられてしまっている。しかし、人と人との関係というのは、選択にかけるものではないのだと思う。

たとえば親子関係にしても、子どもは親を選べないし、親も子どもを選んだわけではない(出生前診断や人工授精の問題などはあるが)。どんなにできない子どもであろうと、どんなに親の気に入らない子どもであろうと、だから子どもを「もっといい子」に取り替えようというならば、それは子どもを殺す選択に等しい。逆に、子どもからすれば、どんなに親がイヤでも、親を取り替えることはできない。ただ、子どもにとって、親を相対化できるような大人との出会いは絶対に必要だし、場合によっては親から逃げることが必要だ。

また、親にしてみれば、選べない(子どもを取り替えるわけにはいかない)からこそ、子どもが不登校になったとき、痛みとともに自分の価値観の問い直しを迫られてきたと言える。

関係というのは、つねに自分の思うままにはならないものだろう。相手がいるのだから当たり前のことだ。そして、〈自分〉と思っているものも、〈相手〉と思っているものも、関係のなかに生成しているものだから、つねに変化しつづけている。固定的なカチンコチンのものではない。 (つづく)

kama.jpg

今日、家で息子が飼っている(?)カマキリのタマゴが孵化してました。
※本文とは関係ありません、たぶん。


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「なにものか」でなくともよい場所、なるにわ(NPO法人フォロが開いてます)。毎週土曜日の午後にサロンを開いているほか、づら研(生きづらさからの当事者研究会/月に1回)、終末ティータイム、冊子『もじにわ』刊行、なるにわラジオ配信などの活動をしています。ブログは、おもにコーディネーターの山下耕平が書いています。

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