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なるにわ ぶろぐ

「なにものか」でなくともよい場所、なるにわのブログです。
なるにわの活動、づら研などについて
おもに、コーディネーターの山下耕平が書いてます。

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ネタとベタ

 昨日のサロンのテーマは、「ネタとベタ」についてだった。
 
提案したメンバーいわく、ネタ的コミュニケーションというのは、おもしろいネタを人と共有するようなコミュニケーション。ベタ的コミュニケーションは、そういうネタがなくても成立するコミュニケーションのこと。コミュニケーションには、その両輪があるはずだが、いまはネタ的コミュニケーションが肥大しすぎて、それだけがコミュニケーションだと思われている。それについていけない人も多く、ついているように見える人にとっても、実は苦しいのではないか、ということだった。
 
「自分の悩みも、ネタ化したほうが話しやすい」「体育会のノリはベタなのか?」「素の自分なんてどこにあるのかわからない」「キャラが重要になるのも、ネタ的コミュニケーションの流動性のなかで、なんとか位置づけを得たいからではないか」「ネット上では自傷行為すらネタ化されている」「二次創作やニコニコ動画など、創作活動もネタ化している」などなど、話は多岐にわたった。
 
いろいろな話のなかで、私が感じたことを言えば、ネタ的コミュニケーションをいかにできるかが「コミュニケーションスキル」だと思われていたり、それが「社会性」と同義かのようにまで思われている面もあるけれども(たとえばシューカツの面接)、人はむしろベタ的コミュニケーションに飢えているのではないか、ということだった。ベタな部分の持っていきどころがなくて、表出の仕方もわからず、溜まったものを、ややもすると暴発的に出してしまって、関係が破綻してしまう。そういうことが増えているように思える。
 
だから、必要なのは、自分のベタな部分を表出したり、他者のベタな部分を受けとめたりできる、知恵や工夫ではないかということだ。そして、それは自分ひとりでスキルを磨くようにしてできるものではない。関係のなかで、ぶつかったり、葛藤したりしながら、関係として磨かれていくものだろう。

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「なにものか」でなくともよい場所、なるにわ(NPO法人フォロが開いてます)。毎週土曜日の午後にサロンを開いているほか、づら研(生きづらさからの当事者研究会/月に1回)、終末ティータイム、冊子『もじにわ』刊行、なるにわラジオ配信などの活動をしています。ブログは、おもにコーディネーターの山下耕平が書いています。

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