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「なにものか」でなくともよい場所、なるにわのブログです。
なるにわの活動、づら研などについて
おもに、コーディネーターの山下耕平が書いてます。

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オルターフェスティバル

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アドヴァイザーのひとり、西川栄郎さんが代表をしている安全な食べ物のネットワーク「オルター」のフェスティバルに行ってきた。会場には、野菜、お米、味噌、しょうゆ、エビ、りんご、豚まん、お茶、コーヒー、お菓子などなど、さまざまな食べ物の生産者のほか、化粧品や石けん、靴、浄水器など食べ者以外の生産者も含め、ありとあらゆる分野の生産者が、全国各地から来ていた。
ほんとうに、さまざまな分野で、自分の哲学を持って、食べ物や生活用品をつくっている人がいる。市販に流通している食品や生活用品の問題を指摘するだけなら簡単かもしれないが、それに対し、安全なものを地道に生産している方がいることは、ほんとうにありがたいなと思う。

それに、自分のつくっているものに自負をもって働いている人は、とてもステキだ。
市販商品の場合、自分のところでつくっているものは、怖くて食べられないという人が、たくさんいる。それは、生産者も消費者も不幸な関係にちがいない。でも、それがフツーなのだ。



私自身も、そういうことをマジメに考えるようになったのは、子どもが生まれてからだった。子どもが生まれるまでは、食事は外食がほとんどで、働くことばかりに熱中していた。フリースクールのスタッフは、やりがいがあったし、自分ではオルタナティブに物事を考えているつもりだった。
ところが、子どもが、生後数カ月から「横綱級」と言われるほどのアトピー症状を出し始めて、ずいぶん考え直させられた。全身が湿疹だらけ、血だらけになって、ふわふわの髪の毛も抜け落ちて、私たちの食生活のせいで、こんな目に赤ん坊が遭っているのかと思うと、マジメに考え直さざるを得なかった。いろいろ縁もあって、結局、医者にはほとんどかからず、ステロイドも使わず、皮膚炎はウソのようになくなった。そしてアトピーだけでなく、自分たちの生活そのものを見直すことができた。

敷衍して言えば、不登校でも、ひきこもりでも、同じことが言えると思う。
アトピーを薬で治してしまうと、一見、症状を消すことはできても、生活環境を見直すことにはならないように、不登校やひきこもりも、対症療法的に考えるところからは、何も見えてこない。むしろ、ステロイドに副作用があるように、対症療法では、仮に短期的に問題が解決したように見えたとしても、本質的な苦しさは増すだけだ。

誰しも、「問題」な状況にならないと、自分の置かれている状況を根本的に見直すなんてことは、なかなかできない。できると思っているうちは、学校がどんなに苦しくても、会社がどんなに苦しくても、その枠組みに自分を合わせるようにがんばってしまう。しかし、逆に言うと、問題な状況になることは、状況を見直すチャンスなのだ。そこから、オルタナティブな道を模索していくことができる。私たちがやろうとしているのは、そういう転換ができる場をつくることだ。

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「なにものか」でなくともよい場所、なるにわ(NPO法人フォロが開いてます)。毎週土曜日の午後にサロンを開いているほか、づら研(生きづらさからの当事者研究会/月に1回)、終末ティータイム、冊子『もじにわ』刊行、なるにわラジオ配信などの活動をしています。ブログは、おもにコーディネーターの山下耕平が書いています。

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