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なるにわ ぶろぐ

「なにものか」でなくともよい場所、なるにわのブログです。
なるにわの活動、づら研などについて
おもに、コーディネーターの山下耕平が書いてます。

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「生きづらい」という言葉は越境的

「生きづらい」という言葉は、なんだかモヤっとしている。以前、づら研の冊子にも書いたことだが、カネがないとか、仕事がないとか、食うものがないとか、住まいに困ってるとか、そういうつらさなら、具体的でわかりやすい。「生きるのがつらい」って、よく、わからない。たぶん、ほかに表現のしようのない、モヤモヤとした苦しさが、そこにはある。言葉にしがたい、つかまえにくい、それだけに苦しく、人とも分かち合いにくい生きづらさ。
 
さまざまな人が生きづらいと感じている。それが○○障害と名指されたり、非正規雇用の問題だったり、セクシャルマイノリティの問題だったりすることもあるだろう。しかし、実際問題としては、いろんなことが折り重なっていたり、外形的にはつかまえられないこともある。でも、生きづらいと感じていることは、自分の内側からの言葉として、言えることだ。
 
得てして、マイノリティの問題は、当事者の外側から名指されたものだ(「不登校」「ひきこもり」も然り)。それを逆手にとって、自分たちのアイデンティティとしていく運動もある。しかし、それはその人をある側面から切り取った見方でしかないだろう。「不登校」の人も、「ひきこもり」の人も、ほんとうはいない。その人の状態像の一部として、あるだけだ。
 
「生きづらい」という言葉は、越境的だ。立場や属性を超えて、自分の内側から発することのできる言葉だ。いろんな立場・属性の人が、「生きづらさ」を吐き出し、共有し、つながることができれば、それは大きな力になるだろう。月乃光司さんが言う「仲間」だ。
 
生きづらさは、自分の内側に閉じ込めていると、こじらせてしまう。それは、ムカツキや暴力となって、ややもすると自他を傷つけてしまうことになるだろう。生きづらさをこじらせないために、吐き出し、共有していくことが大事なのだと思う。
 
11/25(日)、月乃光司さんをお招きし、“生きづらさの祭典”を開く。ぜひ、ご参加を。


●生きづらさの祭典“づら研まつり”
 Fearturing 月乃光司
 
日 時: 2012.11.25(日)
     13:30~16:30
 
 
参加費:500円/20歳以下、非正規労働者、無職者は無料
 
主 催:NPO法人フォロ
 
Tel06-6946-1507/Fax:06-6946-1577
大阪市中央区船越町1-5-1
E-mail:communitas@foro.jp
 


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「なにものか」でなくともよい場所、なるにわ(NPO法人フォロが開いてます)。毎週土曜日の午後にサロンを開いているほか、づら研(生きづらさからの当事者研究会/月に1回)、終末ティータイム、冊子『もじにわ』刊行、なるにわラジオ配信などの活動をしています。ブログは、おもにコーディネーターの山下耕平が書いています。

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