忍者ブログ

なるにわ ぶろぐ

「なにものか」でなくともよい場所、なるにわのブログです。
なるにわの活動、づら研などについて
おもに、コーディネーターの山下耕平が書いてます。

© NPO法人フォロ

   

づら研まつり“生きづらさの祭典”報告(1)

づら研まつり“生きづらさの祭典”、なんとか無事終了しました。
朝、月乃光司さんから電話が入り、「整備不良で飛行機が欠航しました」とのこと。まさか飛行機が「こわれ者」の仲間になってしまうとは想定外でしたが、新幹線で駆けつければなんとか15時半過ぎには到着できるということで、なんとか来てくださいとお願いしました(ほんとうに乗り継ぎなど駆け足で来てくださったとのこと、感謝です!)。
 
13時半開始、約2時間をなんとかしないとなりません。づら研メンバーで相談し、急きょシンポジウムを開くことに。ほとんど打ち合わせもないまま会場へ。会場準備をしていると、鳥居さんというセーラー服姿の女性から「このチラシを配らせてください」と申し出がありました。虐待経験や親の自殺、養護施設を出たあとのホームレス生活など、凄絶な人生を歩んでこられ、「小学校を中退して義務教育を受けていない、なんとか学びなおしたいのでカンパを集めたい」というお話でした。「それならばシンポジストに加わりませんか」とお誘いし、登壇してもらうことにしました。
 
鳥居さんのお話は、ほんとうに凄絶でした。湯浅誠さんの言葉を借りれば、子どもが何の“溜め”もないむきだしの状態に置かれ、なんとか生き延びてきた、それは「生きづらい」という問題よりも、生命そのものの危機と言えるようなお話でした。鳥居さんは独学で本をたくさん読み、短歌を詠むようになり、現代歌人協会の今年の全国短歌大会で賞を受賞したということです。
 
鳥居さんのブログ
 
鳥居さんの一番の訴えは、かたちだけ中学を卒業しているため、夜間中学にも入れない、定時制高校にも行ったことがあるが、自分は小学生からの勉強をしなおしたい、お金をかけずに学びなおすことはできないか、ということでした。情報のある方、ぜひお寄せください。
 
登壇してくれたメンバーにも、それぞれの「生きづらさ」があり、それはどれが重いとか軽いと言えるようなものではなく、現象としての問題より、その根にある「生きづらさ」を語ってもらえればと思いながら進行しました。それぞれ、率直に語ってもらってよかったです(内容はまとめきれないので割愛。よかったら、づら研の冊子を読んでください)。しかし、ぶっつけ本番のシンポだったので、進行はなかなか難しかったです。ただ、飛行機が就労拒否してくれたおかげで、いい出会いになったと思います。
 
さて、15時半過ぎ、ほんとうに駆け足で月乃さんは駆けつけてくださいました。
会場に着くなり、目の前で伝説のパジャマに生着替え。そのままライブ開始!
前半のシンポで語られた現実の重さが、月乃さんのパフォーマンスで昇華されていく思いでした。
(つづく) 

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

Profile

HN:
なるにわ
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
「なにものか」でなくともよい場所、なるにわ(NPO法人フォロが開いてます)。毎週土曜日の午後にサロンを開いているほか、づら研(生きづらさからの当事者研究会/月に1回)、終末ティータイム、冊子『もじにわ』刊行、なるにわラジオ配信などの活動をしています。ブログは、おもにコーディネーターの山下耕平が書いています。

Twitter

ブログ内検索

カレンダー

05 2017/06 07
S M T W T F S
2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

最新コメント

[04/06 鳥居]
[02/08 みやすけ]
[01/13 山下耕平]
[01/13 M]
[11/21 山下耕平]

Since 2006.11

QR Code

携帯からもアクセスできます。

AD

PR
Copyright ©  -- なるにわ ぶろぐ --  All Rights Reserved
Design by CriCri  / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]