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なるにわ ぶろぐ

「なにものか」でなくともよい場所、なるにわのブログです。
なるにわの活動、づら研などについて
おもに、コーディネーターの山下耕平が書いてます。

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裁判傍聴2

先日の裁判傍聴に行けなかったメンバーからのリクエストで、再び裁判の傍聴に行ってきた。傍聴したのは、通り魔・殺人未遂事件と、窃盗事件の二つ。ほんとうは、あまり重い事件は傍聴する予定ではなかったのだが、たまたま殺人未遂事件の裁判に入ってしまった。
殺人未遂の裁判は、検察の論告求刑が行なわれていた。事件経緯を聞いているだけで、胸が苦しくなるような話だったが、やはり聞いていて、いくつも疑問が湧いてきた。とくに、被告が「アスペルガー症候群」と診断されていることを、犯罪の一因と断定するかのような検察の主張は、まったくひどいものだった。
私は、以前に、浅草レッサーパンダ事件について、被告の弁護士に取材したことがあるが、その際、いわゆる発達障害者や知的障害者が、その障害ゆえに、どれほど取り調べや司法の場でひどい目に遭っているかを知り、また、そのためもあって、毎年7000~8000人もの知的・発達障害者が刑務所に入れられていること、それは割合にして新規受刑者の3割近くになることなど、その実態に愕然としたことがある。

浅草レッサーパンダ事件については、『自閉症裁判』(佐藤幹夫/洋泉社)、刑務所における知的障害者の実態については、『累犯障害者』(山本譲司/新潮社)などが参考になる。



二つ目の窃盗の裁判は、ビックカメラなんば店でサングラスを万引きしたという事件。こんな微罪で裁判を開くのかと、そこに驚いてしまった。検察が「サングラスを平気で盗むとは許されざるべき反社会的行為」などと言うのを聞いて、失笑してしまった。

この二つの裁判を傍聴したあと、私だけ残って、過労による労災訴訟を傍聴した。先日のオルターフェスティバルに支援団体の方が来ていて、おさそいを受けたのだ。原告の平川さんは、徹夜が連続するような無理な労働を強いられたために過労で倒れ、障害を負った。私が傍聴したときは、写真製版の仕事が、いかに過酷なものであったか、平川さんが陳述していた。
労働者を使い捨てることを前提で、無理に働かせている企業のあり方が、この裁判でも問われている。

*この裁判については、支援する会のHPがある。
http://homepage2.nifty.com/zzzzzzzzzz/

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「なにものか」でなくともよい場所、なるにわ(NPO法人フォロが開いてます)。毎週土曜日の午後にサロンを開いているほか、づら研(生きづらさからの当事者研究会/月に1回)、終末ティータイム、冊子『もじにわ』刊行、なるにわラジオ配信などの活動をしています。ブログは、おもにコーディネーターの山下耕平が書いています。

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