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なるにわ ぶろぐ

「なにものか」でなくともよい場所、なるにわのブログです。
なるにわの活動、づら研などについて
おもに、コーディネーターの山下耕平が書いてます。

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牧草男子

10月のづら研は、男性と女性で分かれて開いてみました。
私は男性のほうしか参加していないので、そちらの簡単なご報告。
づら研男子会?(断酒会みたいに聞こえる……)は、「男はつらいよ~づら研編」ということで、ワークショップ的に、それぞれが男性であるがゆえにつらいと感じることを、思いつくままにカードに書き出して、張り出してみました。出てきたキイワードをあげると、およそ下記のようなものがありました。

…………………………………………………………………………………………………
●「男」とのズレ
 力強さ(タフ)、体育会ノリ、クルマ・運転技術(はあるべき)、暴力etc...

●一人前幻想?
 主体的、責任、能動的であるべき、受け身を批判されるのはつらい、就労プレッシャー、甲斐性etc...


●感情表出
 感情を露わにしづらい(とくに涙)、波を抑制、ガマン、沈黙etc...


●身体性
 ヒゲ(がめんどう)、下戸、性欲(との付き合い)etc...


●異性との関係において
・気遣い。
・女性と友だちになりたくても、恋愛・性愛の対象と見てしまう。
・パートナーがいないと劣った人間とみなされてしまう。
・男性のほうが支配者、加害者と見られやすいetc...
…………………………………………………………………………………………………

あらためて出しあってみると、いろいろ見えてくるものがありました。ざっくり言えば「男」と自分とのズレ、が大きいのかなと思いますが、それだけではなくて、一般に「男」としてプラスに見られること自体が、男性ゆえのつらさにもなっているようにも思いました。

たとえば、周囲から一人前として見られ、責任をもって能動的に働き、甲斐性があって、感情的にならず冷静沈着で、異性への気づかいもあって……なんて書き出すと、「何かの主人公ですか?」という感じですが、そのまなざし、多かれ少なかれ自分でも内面化している規範自体がしんどい。ただ、それは放り出して、感情的にワーッと発散すれば済むというものでもない。「男はつらいよ」と心の中でぼやきつつ、黙ってビールでも飲んでるしかないのでしょうか?

参加者のひとりから、自分を名指すネーミングとして「牧草男子」という名前が出てきました。草食系でもなく、むしろ食べられる側の男子……むう、奥深い。なんか、この名前が出てきただけで、今回はやってよかったと思いました。

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「なにものか」でなくともよい場所、なるにわ(NPO法人フォロが開いてます)。毎週土曜日の午後にサロンを開いているほか、づら研(生きづらさからの当事者研究会/月に1回)、終末ティータイム、冊子『もじにわ』刊行、なるにわラジオ配信などの活動をしています。ブログは、おもにコーディネーターの山下耕平が書いています。

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