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なるにわ ぶろぐ

「なにものか」でなくともよい場所、なるにわのブログです。
なるにわの活動、づら研などについて
おもに、コーディネーターの山下耕平が書いてます。

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サンタクロースはいるのか?

IMG_4597.JPG今日のサロンでは、鍋を囲んだ。クリスマスにちなんで赤い鍋(韓国風)と白い鍋(和風)をしつらえ、鍋をつつきながら、歓談。なかなか、楽しかった。今日は、「サンタクロースはいるのか?」というテーマで話し合った。私は「サンタクロースはいる!」とマジメに主張した。

そもそも、クリスマスはキリスト教よりずっと古くからの、冬至の季節の祭だ。暗闇が支配し、死の影がもっとも濃くなるこの季節、世界各地で、人々は、贈り物を盛んにしあい、無礼講でハメをはずし、生命力を活性化させてきた。
サンタクロース的な存在は世界各地にいて、それは死の世界から人間世界に入り込み、自然の息吹を吹き込む存在だった。

日本でいえば、なんといってもナマハゲが一番に思い浮かぶ。自然の息吹を一身にまとったナマハゲたちが、家々に侵入し、子どもたちに対峙する。そして、家々では、そういう自然的な力をシャットアウトするのではなく、丁重にもてなし、「来年もまた来てください」と言って、送り返すのだ。なんて豊かな精神性かと思う。私たちは、死や闇を追い出そうとして、逆に生命を虚ろにしてしまっているにちがいない。
近年のサンタは、死の影をすっかり失って、商品のイメージキャラに成り下がってしまっている。しかし、それでも、この季節には、人々は贈り物をしたくてウズウズしてしまう。そこには、見えない力が働いている。その力こそがサンタだ。
しかし、贈り物には見返りを求めてはいけない。見返りを求めたとたん、それは下品な賄賂と化してしまうから。だから、サンタクロースは誰にもわからないようにやってきて、プレゼントを置いて去るのだ。

→参考にした本:『サンタクロースの秘密』(C・レヴィストロース、中沢新一)
          『クリスマス―どうやって日本に定着したか』(クラウス・クラハト、克美・タテノクラハト)など。

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「なにものか」でなくともよい場所、なるにわ(NPO法人フォロが開いてます)。毎週土曜日の午後にサロンを開いているほか、づら研(生きづらさからの当事者研究会/月に1回)、終末ティータイム、冊子『もじにわ』刊行、なるにわラジオ配信などの活動をしています。ブログは、おもにコーディネーターの山下耕平が書いています。

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