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なるにわ ぶろぐ

「なにものか」でなくともよい場所、なるにわのブログです。
なるにわの活動、づら研などについて
おもに、コーディネーターの山下耕平が書いてます。

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家族って何だろう?

家族って何だろう?
先週のサロンでは、そんな問いかけがあった。家族を失ってしまうことの不安が語られたり、あるいは、いろんな事情から、家族としての意識を持てないという話が出されたり、親子関係にしても、兄弟関係にしても、家族のあり方や関係は、ほんとうにさまざまだ。

自分自身のことを考えてみる。いま現在、家族というと、6歳の子どももいるので、私のつれあいと子どもとの3人の共同生活のことが、まず浮かぶ。しかし、つれあいと二人の生活のときは、家族という感覚などカケラもなかった。ちなみに私たちは入籍もしていなければ結婚式なども挙げていない。
しかし子どもが生まれてからは、なんだか生活感が一変した。つれあいとの関係も、自分自身の生活スタイルも、ずいぶん変わった。それまでは、つれあいと同居しているといっても、わりと個人どうしが時間を共有しているという感じで、生活を共有しているという感じではなかった。ところが子どもが生まれてからは、生活を丸ごと共有するようになった。その共有した時間、空間、思いが、家族を形成しているのだろう。

私の場合、男性だからなのか、子どもができたといっても、実際に生まれてくるまでは、ほんとうに実感が薄かった。女性は、自分自身の身体のなかに生命が宿るわけだし、つわりがあったり、お腹が大きくなったり、そして全身をかけて出産するわけで、私は、そういう動物的なつながりが、ちょっとうらやましかったりした。生まれてきてからも、赤ん坊のころの母子のつながりには、ちょっと疎外感を感じるくらい、濃密なものがあったように思う。それだけに母親はたいへんだと思うが。
でも、月日が経つにつれ、私と子どもとの関わりは深まり、「家族」という関係ができてきた。母子の濃密で閉じた関係が開かれていって、父親だとか周囲の人間との関わりができて、それが家族というものになるのだろう。そういう実感からすると、家族は血縁じゃない。共有した時間や空間や思いだ。それをもっと拡げて考えることも可能なように思う。
そういう拡がりの可能性について、またサロンでおしゃべりできればと思っている。


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「なにものか」でなくともよい場所、なるにわ(NPO法人フォロが開いてます)。毎週土曜日の午後にサロンを開いているほか、づら研(生きづらさからの当事者研究会/月に1回)、終末ティータイム、冊子『もじにわ』刊行、なるにわラジオ配信などの活動をしています。ブログは、おもにコーディネーターの山下耕平が書いています。

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