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なるにわ ぶろぐ

「なにものか」でなくともよい場所、なるにわのブログです。
なるにわの活動、づら研などについて
おもに、コーディネーターの山下耕平が書いてます。

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狛犬から世界が見える!

先週のサロンでは、「狛犬から世界が見える」と題して、狛犬の話をじっくりとうかがった。お話してくださったのは、コマイナーズというバンドを組んでいるマキさん。ふだんは介助や高校講師の仕事をされている。
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狛犬は、どこの神社にもあるが、あまり気にとめる人は少ない。狛犬を拝む人もあまりいないだろう。何のためにいるかわからないが、かならずいて、みんなが知っている。
狛犬のルーツは、獅子。エジプトのスフィンクスのように、もともとは権力の象徴だった獅子が、中国でなぜか二つ組になって、日本で阿吽(あ・うん)の二つ組になった。そのうち、「阿」が獅子で、「吽」が狛犬なのだそうだ。獅子はライオンだが、狛犬は空想上の動物で、よくみると頭頂に角もあって、犬ではないとのこと。
しかも、狛犬は権力くさくない。日本にきて、ゆる~い存在になってしまったため、いくらでも想像力をふくらませることができて、職人たちによって、かなり自由に造形されてきたそうだ。そのため、各地でかなりのちがいがある。関西では、しっぽの立った「浪速おだち」が主流。関東ではしっぽが流れている「江戸流れ」が主流。そのほか、備前焼きのものや木製のもの、じつにさまざまな狛犬がいる。写真を見ているだけでも、ほれぼれするほど、おもしろかった。ちなみに、沖縄のシーサーは「阿」しかいないため狛犬ではないという説もあるが、マキさんは、存在感からいって狛犬に分類しているとのこと。たしかにシーサーも権力くさくはない。

マキさんは言う。
「勝ち犬とか負け犬とか言うけれども、そういうせせこましい生き方はどっちにしてもおもしろくない。そういう生き方から降りたのが狛犬。そういう狛犬みたいな人をコマイナーと言うことにしてます。ちっちゃい権力志向の小メジャーに対して、小マイナー(笑)」

う~ん、おもしろい。狛犬がこんなにおもしろいとは知らなかった。コムニタスは、まさにコマイナー志向だ…………と気づけば、このブログをはじめ、コムニタスのロゴには、なんと狛犬を使っている! この狛犬は、秋田のなまはげの神社にあった狛犬を私が撮ったものだが、ジャック・ニコルソン似のイケメン姿にほれこんで、ロゴに使っていたものだ。きっとこれは偶然ではない。狛犬スピリッツがビビビッと伝わっていたにちがいない。

あたたかくなったら、大阪市内の狛犬ツアーに連れていっていただく予定にしている。

(写真がマキさん。心なしか狛犬に似ている……)


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「なにものか」でなくともよい場所、なるにわ(NPO法人フォロが開いてます)。毎週土曜日の午後にサロンを開いているほか、づら研(生きづらさからの当事者研究会/月に1回)、終末ティータイム、冊子『もじにわ』刊行、なるにわラジオ配信などの活動をしています。ブログは、おもにコーディネーターの山下耕平が書いています。

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